ゆうパックの受渡で受取人がフルネームを書かされる理由は納得が出来るものだった

郵便局のゆうパックの配達では、なぜフルネームでサインをするのか、疑問に思ったので問い合わせて見ました。
意外に大事となってしまい、郵便局の方たちにはご迷惑を掛けてしまったのですが、疑問は解決しました。
それにしても、民営化以降、郵便教区のお客に対する応対は良くなる一方で感心しきりです。

まず、「近所の宇都宮東郵便局の集荷・配送を除く郵便サービスについて」と言う電話番号に掛けました。
さすがに、こうした細かな点は、応対に出た女性は知らなかった様で、こうした問い合わせに応対できる部署の電話番号を教えてくれました。

その電話番号に掛けると、質問を聞き終えた後に「調べて折り返しお電話します」と言うことになりました。
数分後、電話が掛かり、回答が得られました。

フルネームでサインをさせる理由

わたしが想像していたのは、もともと郵政省という官僚組織だった郵便局が、いくら民営化されたとはいえ官僚的な体質は容易に抜けないので、それを未だに引きずっているために、郵政省時代のフルネームでのサインの慣習を、ユーザーが面倒くさいと感じる点を無視して行い続けているのだと言うことでした。

ところが違っていました

本人が留守の場合に家族(両親や兄弟姉妹)に渡すと、姓は同一なので、同じ字体(山田や佐藤など)となりますが、本人に渡した訳ではありません。
しかし、渡した側の宅配業者の書類上からは、本人に渡したと言うことになります。より正確に言えば、本人もしくはその同居の親族と言うことです。

例をあげます

例えば、父親が宇都宮市役所の職員で、息子が本田技研工業(株)の真岡工場に勤めている会社員の家族を想定してみましょう。

職員の父親は朝起きて夕方に帰宅します。残業があっても飲み会があってもせいぜい午前様の帰宅になるくらいで、生活のリズムは日中が基本となります。

ところが息子の方は、三交代勤務なので基本となる時間帯が毎週変わります。日中勤務、夕方から夜勤務、、深夜から明け方勤務と、真岡工場は毎週シフトが変わるのです。

息子がニッセンで買物をした場合、配達は郵便局が行いますが、配達される日にちや時間帯は選べても基本は朝から夜までとなるので、息子の勤務のシフトによっては勤めに出ているか寝ている可能性が高くなります。
父親が在宅していれば、当然、荷物を受け取りますが、そのときは、父親のフルネームをサインして貰って、どなたに受け渡したかを個人まで分かる様にするために、フルネームでのサインとなっているのです。

父親が荷物を受け取った後に、父親と息子が顔を合わせられれば話して伝えられますが、勤務する時間帯が異なるシフトの時は、一週間は顔を合わせない可能性があります。
玄関や居間など、息子も常時利用している場所に置いてあれば気がつきますが、来客が有ったときなど、ちょっと押し入れにしまってしまうと、息子の方は気づきようが無いので、いつまで待っても配達されない、とニッセンや郵便局に問い合わせをすることになるのです。
このときに、父親のフルネームのサインがあれば、父親の名前を息子に伝えることで、配達済みであることが息子に分かるのです。

こうした話を聞くと、ヤマト運輸や佐川急便など、姓のみのサインを求める方が不自然、あるいは誤配達(家族内で不和のケースなど)、配達をしたまだ届いていないという水掛け論、等々のトラブルが発生しやすいことが分かります。
ヤマト運輸や佐川急便の方が、郵便局を見習うべきでしょう。
そういう時代となってきたのですね。

会社の場合は?

ネット通販で買い物をすると、住所の入力欄などの下に、配達先を自宅にしますか、勤務先(もしくは指定先)にしますか、と言う選択欄があります。
この点もついでだったので、郵便局に聞いて見ました。

会社の場合、赤の他人でも「山田」さんや「佐藤」さんなどは、同姓の方が多くいるケースがあります。
姓のみのサインで受渡をしてしまうと、違う山田さんに配達をする可能性が出てきます。フルネームでサインをすれば、そうしたことも防げます。
同姓同名の人が同じ会社の同じ部署にいる、と言う確率は殆ど無視して良いでしょう。

もう一点、気になったので聞いて見ました。
本人がたまたま外出をしているときに配達された場合、同僚などが受け取ることになりますが、この際もフルネームです。
再配達をするのはコストが掛かりすぎるので、同僚を信じて渡さざるを得ないでしょう。
その際、受け取った同僚が猫ばばをする可能性をどう考えているか、聞いて見たのですが、やはり、そこまでは郵便局としても対応のしようが無いという事でした。

所感

郵便局が民営化されたとき、局のお手本はヤマト運輸や佐川急便でした。
ヤマト運輸がコンビニで集荷が出来るサービスを始めたのですが、郵便局もまねをしました。ヤマト運輸の社長がインタビューで怒っている記事を読んだのでよく覚えています。

ところが現在は、郵便局のサービスからヤマト運輸や佐川急便が学べる部分が有る時代になりました。

思いついたのでもう一点
佐川急便のドライバーの運転の荒っぽさや応対の悪さは昔から有名ですが、ヤマト運輸のドライバーも希に悪辣な人がいます。
実例ですが、わたしは2004年から2005年にかけての冬に、一時停止無視のヤマト運輸の配送車両にはね飛ばされて殺されかけたことがあります。
状況ですが、平出工業団地の歩道をのんびりとMTBで走っていたら、突然ドンとはね飛ばされてしまい、気がついたら車道のセンターラインの上に転がっていたのです。車が通っていたら死んでいたか、よくても重傷を負ったでしょう。
この体験がトラウマとして有るので、わたしは、自転車で乗っているときは、ヤマト運輸のクロネコの絵の入った宅配トラックのそばを通るときは、未だに体が硬直したり、動悸がしたりします。

宅配業者の車の駐停車についてですが、わたしが昨年まで住んでいた東京都内は管理が厳しいのでもう見なくなりましたが、栃木県宇都宮市では、いまだにエンジンを掛けっぱなしで運転席で記録を付けたり、混雑をしている道路の自転車行帯に駐車(停車では無い)をして自転車の通行を妨げたりしています。

先日は、ヤマト運輸の宅配車両が自転車通行帯の青色ゾーンに駐車して自転車の進路を完全に塞いでしまい、しかも歩道は歩行者が数名歩いているので自転車の通行はちょっと無理だったので、大きく反対車線に出るくらいに膨らんで進みました。
もし、対向車があった場合、自動車なら対向車の方で気がついてスピードを緩めるでしょうが、自転車では小さくて目に入りにくいので、おそらく無視されて正面衝突とかになるでしょう。

宇都宮市の宅配業者、もうちょっとしっかりして欲しいです。

追記:2015/2/7

2015/2/6 午後7時頃に書いた部分

佐川急便と郵便局の書留等が、たまたま同日(2015/2/6)に配達されたのですが、わたしが終日所用で出かけていたので受け取ることが出来ず、両社とも不在通知をポストに入れて行きました。

不在後の処理は両社、ほぼ同じです。
バーコードで読み取ってスマホから再配達の日時を指定できるほか、PCからもアクセスして再配達の日時を指定できます。
しかし、決定的に違うのは、佐川急便は再配達の日時を申し込むのに、会員登録を強要されて、延々数分間、個人情報を入力させられます。これは苦痛です。
郵便局は、ゆうびんポータルのIDを利用するかは任意なので、追跡番号など最小限の項目を入力するだけで、再配達の日時を申し込めます。
強制的に会員登録をさせるのは、佐川急便自社の利便性を第1に考えてのことと思いますが、ユーザーフレンドリーではないし、個人情報を不要に集めているので、やや不気味な気がします。

わたしは、午後6時過ぎに帰宅をして、ポストに配達されていたものの仕分けをしてたのですが、最初に佐川急便のPCサイトにアクセスをして、再配達の日時を指定しました。
佐川急便の凄いところは午後6時過ぎにもかかわらず、午後7時から9時までの当日の配達が申し込めたことです。
逆に、郵便局は、当日の配達はすでにグレーの色で選択が出来なくなっていて、翌日以降の再配達の日時しか選択が出来ませんでした。

わたしは、今日の午後6時に帰宅以降は外出の予定は無いのですが、明日は終日夜間まで外出の予定があり、日曜日も日中は不在なので、荷物の受け取りは今日(金)から数えると翌々日(日曜日)の夜が最短と言うことになりました。

実際には、佐川急便で配達をされるものは緊急性の全く無いものなので明日でも明後日でもかまわないのですが、郵便局が配達をするものは業務で使うものなので出来るだけ速く手に入れたいものなのです。
ネット通販で購入する場合、郵便局でも佐川急便でも、配達に要する日にちに変わりは無いと思うのですが、再配達に応じてくれる時間帯の指定などで違いが出てきます。

佐川急便は荒っぽいので、パソコン本体など壊れやすい製品の配達に指定している通販会社は、わたしは利用しない様にしていますが、本やアプリケーションなど投げても叩きつけても壊れる心配の無い製品なら、佐川急便の方が再配達ではより速く手元に届くようです。 (20年以上前ですが、PowerMac PC601 約35万円を購入した時の宅配業者が佐川急便で、わたしが帰宅して駐車場に車を止めているときに荷物を降ろすというか投げ捨てていたのですが、そのアスファルトの路上に投げられていた荷物がわたしのMacだったので愕然としたことがあります。それ以降、佐川急便は信頼できなくなりました)

2015/2/7 午後12時頃に書いた部分

上記の様な追記の文章を昨日に書いたのですが、結局その日のうちには佐川急便は配達はしてくれず、先ほど(2015/2/7)、配達してくれました。
当初の予定では、今日はわたしは一日中外出をしていて帰宅は深夜になるのでしたが、それらの予定がキャンセルとなったのでたまたま在宅したので荷物を受け取ることが出来ました。
わたしが佐川急便の会員サービスから配達日時を指定したことは、ドライバーや配送センターには伝わっていなかったようです。

これはちょっと困った問題ですね。
配達日時の指定が出来る様なユーザーインターフェイスを持ちながら、それが現実には利用されていないのですから。

やはり、佐川急便は未だにうさんくさい会社のようです。